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「ジョジョの奇妙な冒険」 私に影響を与えた漫画

    昔から日本の漫画を読み続けて来た私にとって、「人生の漫画」になったのは「ジョジョの奇妙な冒険」でした。


    中学校のころ、「ワンピース」から始め、少年漫画を好きになりました。同じ少年ジャンプに載っていた「ジョジョの奇妙な冒険」を読みました。これは非常にユニークな作品でした。

    ストーリーからキャラクター、描き方まで、伝統的な少年漫画とは異なっていました。より明確な体のラインや壮大なストーリーや屈折した経歴は全て、漫画家の荒木飛呂彦の特徴でした。

    「ジョジョ」のキャラクターには長所と短所があります。ジョジョ達は落ち込んだり、ルールを破ったり、嘘をついたりしますけれど、他の漫画の主人公と比べれば、もっと「人間っぽい」のです。しかし、これら完璧でないキャラクター達は、困難に直面する時決してあきらめないのです。


   
    そして、この作品の最も有名なセリフは「人間讃歌は勇気の讃歌」です。これは、主人公がほとんど倒すことのできない敵に遭遇したとき、メンターが言った言葉です。主人公と同じように、私もこのセリフに励まされました。大げさに聞こえるかもしれませんが、当時の私にとって、この言葉はとても大切でした。

    「ジョジョ」から諦めない精神を得ただけでなく、「ジョジョ」のおかげでたくさんの友達と知り合えました。木曜日も、ジョジョが大好きな友達とスカイツリーのイベントに行きました。


このような素晴らしい作品に出会えることに感謝しています。ここまで読んで来たあなたも、「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでみよう!私のように、勇気をもらえるかもしれません。


コメント

  1. 私も漫画を読むことが好きです!ジョジョは読んだことないですが、アキさんの紹介を見て、それはとても素晴らしい作品だと知りました。自分にいい影響を与える作品と出会えてよかったですね~!

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  2. アキさんこんにちは、ミキです。私もジョジョが大好きです!私は漫画じゃなくてアニメで知ったんですけど、映画まで全部見ました。私もジョジョがこんなにも現実から離れている作品なのに、キャラクター一人一人にちゃんと人間らしいところがあって、面白いなと思いました。

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