私の町は中国の杭州です。杭州は長い歴史を持っています。約900年前、杭州はかつて南宋という王朝の首都でした。杭州は中国の南東部にあり、浙江省の省都です。1,193万人が住んでいる杭州は、上海、南京と蘇州に次いで華東地域4番目に大きな都市です。南の都市なので、気候が暖かいのです。しかし、夏は蒸し暑いです。気温四十度の日も結構あります。杭州はもともと面積が大きくはないですが、ここ数年、発展のために周辺地域を市区に指定しました。私も都心から郊外に住み始めました。
信じられないかもしれませんが、杭州の自然景色は都心にあります。都心から離れた私はその自然が恋しくなりました。中国人にとって「杭州」といえば「西湖」という湖を思い浮かべると思います。確かにその通りで、多くの杭州人の誇りは西湖とその周辺の景色です。西湖は2011年に世界遺産となりました。西湖は珍しい自然に形成された城中湖で、東は都市に面しており、他の三方は山に囲まれています。約2300年前に、「史記」という本に西湖が記述されました。それ以来、西湖は多くの歴史物語や文学作品の中で言及されています。そして、西湖はただの自然景観ではないのです。宋の時代から、宮廷は西湖の建設を始め、その中心に多くの寺院や建物が建てられました。ちなみに、西湖の山々は最大の龍井茶の産地です。数年前、近くの仏塔から貴重な舎利も発見されました。このように自然と人文が密接に関係している光景は、私の最も好きな点です。
「上には天国、下には蘇州・杭州がある」という中国の有名なことわざがあります。西湖は杭州を美しい観光都市にしました。杭州の人々も文物保護と自然保護を通じて西湖をより美しくしようとしています。みなさん、機会があれば、ぜひ杭州に遊びに来てください！
アキさん、今週もお疲れ様です！
返信削除都心部が湖や森、山などの自然空間になっている都市というのは聞いたことがなかったです。
なぜなら、私が知っている都心は、コンクリートと高いビルで埋め尽くされているからです。
これはいい変化であると同時に、とてもリラックスして暮らせそうな気がします。
追加してくれた写真を見ていると、緑豊かな自然、またはたくさんのビルや家が建ち並ぶ近代的な場所と、両方が共存しているように感じました。
伝統と新しいものが共存しているような気がします。
ブログの記事を通して、アキさんの街への愛がとてもよく伝わってきます。
私自身は東京などの大都市に住むのが好きですが、もともと住んでいた場所は大都市の中の田舎で、子供の頃は自然に囲まれていました。
今でも時々、東京が少し重苦しく感じることがありますが、一人で散歩をして自然の中で過ごすことや、いろいろな県に旅行することが好きです。
もし、アキさんが言うような都市に住んでいたら、自然と都市の生活が一体となって、このようなことをする必要がないように思えますね。
素晴らしい場所ですね！
ご紹介、本当にありがとうございました！
非常によく書かれています。：）
アキさん、ツヅキです。
返信削除杭州の紹介ありがとうございます。私は今まで中国に行ったことがないです。いつか機会があったら、杭州に行ってみたいです。因みに、「私も都心から郊外に住み始めました。」ってアキさんが行きたくて行ったのですか？住むのは都心の方が安楽ではないですか？
写真を見ながら本当に杭州は広いだと思いました。広い湖と素敵な山って本当にいいですね！歴史もあり、文化や自然もあるのはかっこいいと思います。私は今まで写真に見えるような広い湖を見たことがありませんから、見に行きたくなりました。